日帰り手術とは入院をしないで行う手術のことです。以前は、例えば慢性副鼻腔炎の手術では約2週間の入院が必要とされていました。しかし、内視鏡やレーザーなどの手術支援機器の開発、診断、治療技術の進歩により、限られた症例では日帰り手術が可能となりました。
「手術後は入院せず帰宅したい」、「早く社会復帰したい」、あるいは「少しでも治療費を少なくしたい」という患者様のご希望が多くなってきたのも日帰り手術が増えてきた理由のひとつです。
現在、諸外国においてはアメリカでは予定手術の約7割が、またイギリスでも約6割が日帰り手術をおこなっています。
日帰り手術のほとんどは局所麻酔でおこなわれ、比較的短時間での手術となります。
その分高度な専門知識と医療技術ならびに豊富な臨床経験が必要とされます。当院における手術は全て、千葉大学大学院 前助教授の寺田修久はじめ手術経験が豊富な常勤医師が担当させていただきます。
当院で行っている主な日帰り手術は鼻粘膜レーザー手術です。内視鏡下副鼻腔手術、鼻中隔矯正術・粘膜下下甲介骨切除術、鼓膜形成術などは、江東区の大島耳鼻咽喉科サージセンター東京で行います。手術前後の検査や、 処置は当院で行うことも可能です。いつでもお気軽に御相談ください。